※ 当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。商品・サービス等の外部リンクにはプロモーションが含まれている場合があります。

虫歯と歯周病の原因、症状、対策

勉強

虫歯や歯周病の原因となるのは、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊です。歯垢のことをよく知ることは、虫歯や歯周病の対策を知ることと同義だと思いましたので、まとめてみました。歯の痛みや入れ歯で後悔しないように早めに対策をしましょう。
※この記事は歯の専門家が書いたものではありませんので、間違いなどがある場合があります。

虫歯と歯周病の原因である歯垢(プラーク)の性質

虫歯や歯周病の原因となる、細菌の塊である歯垢(プラーク)の性質は、主に以下のようになります。

  • 酸を出して歯を溶かす(虫歯の原因)
  • 毒素を出して歯ぐきに炎症を起こす(歯周病の原因)
  • 口臭の原因となるガスを発生させる
  • 歯につきやすい、やわらかい物や甘い物(食べかす)から歯垢は発生しやすい
  • 歯垢の中の細菌のほとんどは酸素が嫌いなので、酸素が届きにくい歯の隙間などを好む(虫歯菌は酸素が好き)
  • 歯垢は歯磨きで落とせる
  • 歯垢を放置すると、早くて2~3日で、歯磨きでは落とせない歯石(しせき)になる
  • 歯石は歯垢が付着しやすく、歯石の隙間に入った歯垢は歯磨きで落としにくいので、歯石ができるとさらに歯垢がたまりやすくなる
  • 歯垢や歯石がたまると歯と歯ぐきの境目にある溝(歯周ポケット)が深くなり、さらに歯垢がたまりやすくなる。

虫歯と歯周病の症状

歯垢を放置すると、歯垢は歯石になります。歯垢や歯石は以下のような症状を引き起こします。

  • 歯がしみる(虫歯)
  • 歯が痛くなる(虫歯)
  • 口臭がひどくなる(虫歯・歯周病)
  • 歯ぐきが赤くなり、ブヨブヨする(歯周病)
  • 歯が抜ける(歯周病)

具体的には、以下のようになる可能性があります。

  • アイス等の冷たい物を食べるのが怖くなる(食事の楽しみが減る)
  • 歯が痛くて眠れない(睡眠の質が落ちる)
  • 口臭がひどくて対面で話すのが嫌になる(生活の質が落ちる)
  • 入れ歯になって、餅や硬い物が食べにくくなる(食事の楽しみが減る)
  • 入れ歯などの管理が面倒(生活の質が落ちる)
  • 治療費や入れ歯などのお金がかかる(生活の質が落ちる)

他にも、歯垢が原因で様々な悪い症状がでてくる可能性があります。

虫歯と歯周病の対策

虫歯や歯周病の対策としては、以下の方法が考えられます。

  • 食後はすぐに歯磨きをする
  • 歯垢がたまりやすい歯の隙間や歯ぐきの境目などの磨きにくい所もきちんと磨く
  • やわらかい物や甘い物、酸性の物は要注意
  • 定期的に歯科医に点検してもらう

 虫歯菌の栄養源になる糖分を含む物や、歯を直接溶かしてしまう酢などの酸性の物も、虫歯の原因になります。しかし、甘い物、酸性の物、歯につきやすいやわらかい物を全く食べずに生きることはほぼ不可能ですので、これらを食べた後はすぐに磨き残しがないように特に注意して歯磨きをしましょう。

歯磨きをする際は、歯の隙間や歯ぐきの境目だけでなく、歯並びが悪い場合やかぶせ物や詰め物などがある場合は、その箇所も磨き残しのないように気を付ける必要があります。歯垢はその性質上、磨きにくい所に発生します。他にも磨きにくそうな箇所があれば、虫歯や歯周病になりやすい箇所ですので、注意して歯磨きをするとよいでしょう。

そして、自分で気がつかない内に虫歯や歯周病などの歯の病気が進行している場合もありますので、定期的に歯科医を受診し、小さな痛みや歯がしみるなどでも問題があればすぐに相談するとよいと思います。

また、歯垢が歯石になってしまうと、歯磨きでは取り除けなくなってしまうので、基本的に歯科医で取ってもらうことになります。

まとめ

自分でできる虫歯や歯周病の対策として一番大切なのは、飲食した後すぐに磨き残しのないようにきちんと歯磨きをすることだと思われます。

よく言われる当たり前の結論になりましたが、毎朝通勤中に甘い飲み物を飲んでお昼時間まで放置したり、食べた後歯磨きが面倒で後回しにしたりする等の積み重ねでいつか後悔するかもしれません。 歯を大切にすることで、食事や睡眠、人との会話が楽しめる人生を送りましょう。

関連記事

コメント