この記事では、体の不調が改善すると言われている「アダムスキー式腸活法」について書かれている本『腸がすべて』について紹介します。
また、「アダムスキー式腸活法」についての私の感想も記述しました。
紹介する本
この記事で紹介する本は、以下のとおりです。
- タイトル:腸がすべて
- 著者:フランク・ラポルト=アダムスキー
- 訳者:森敦子
- 監修者:澤田幸男
- 出版社:東洋経済新報社
- 発売日:2020年12月
商品については、以下のリンクより確認・購入ができます。
この本には、栄養の吸収・有害な成分の排出・病原体から体を守るなどの重要な働きをする腸について、そして間違った食事方法などで腸を汚してしまうと様々な不調や病気の原因となることが書かれています。
何らかの不調で悩んでいる方は、この本に書かれている「アダムスキー式腸活法」を取り入れてみると改善するかもしれません。
「アダムスキー式腸活法」とは
「アダムスキー式腸活法」とは、主に食生活を正すことで腸の調子を整える健康法です。
消化スピードにより食品を「ファスト」「スロー」「ニュートラル」の3パターンに分類して、正しく食品を組み合わせて食事をすると、腸の汚れが改善して様々な健康効果が期待できるそうです。
期待できる健康効果
「アダムスキー式腸活法」を実践することで、以下のような様々な健康効果が期待できます。
- 下痢・便秘の改善
- 高コレステロール・高血糖症・痔の改善
- お腹の張り・尿路感染症・乾燥肌の改善
- アレルギー・皮膚炎の改善
- がん予防
- 老化防止
- スリムな体型を維持できる
など
「ファスト」「スロー」「ニュートラル」とは?
「アダムスキー式腸活法」では、消化スピードにより食品を「ファスト」「スロー」「ニュートラル」の3パターンに分類しています。
- 「ファスト」:消化の速い食品(レモン、バナナ、カボチャなど)
- 「スロー」:消化の遅い食品(米、ニンジン、アボカドなど)
- 「ニュートラル」:ファストでもスローでもない食品(玉ねぎ、にんにく、酢など)
「ファスト」と「スロー」を1回の食事で組み合わせると腸に負担がかかるので、基本的に「ファスト(消化の速い食品)」と「スロー(消化の遅い食品)」はきちんと分けて食事をする必要があります。
一方、「ニュートラル」は、「ファスト」にも「スロー」にも組み合わせることができます。
- 「ファスト」と「スロー」は、NG!
- 「ファスト」と「ニュートラル」は、OK!
- 「スロー」と「ニュートラル」は、OK!
「アダムスキー式腸活法」についての感想
「ファスト」「スロー」「ニュートラル」を覚えるのが大変
「アダムスキー式腸活法」を実践するためには、食品を「ファスト」「スロー」「ニュートラル」に分けて覚える必要があります。
暗記が苦手な私にとっては覚えるのが大変でした。
私が特に間違えやすいと思った分類は以下のとおりです。
牛乳・乳製品
- ファスト・・・ヨーグルト
- スロー・・・生クリーム、バター、チーズ
- ニュートラル・・・牛乳
甘味料
- ファスト・・・はちみつ、メープルシロップ
- ニュートラル・・・砂糖
はちみつ・メープルシロップ(ファスト)と小麦粉・卵・バター・生クリーム(スロー)が含まれている和菓子や洋菓子に注意!
代表的な日本の夏野菜
- ファスト・・・トマト
- スロー・・・きゅうり
- ニュートラル・・・ナス
飲み物
- ファスト・・・緑茶
- スロー・・・豆乳
- ニュートラル・・・牛乳、紅茶
健康食品を食べる前には特に腸活したい
スーパーフードなどの健康にいいと言われている食品を摂取しても、腸の働きが低下していると栄養素が腸から吸収されないため、期待する健康効果が得られなくなるそうです。
『私には効果がなかった』とやめてしまった健康食品がいくつかありますが、もしかしたら私の腸の状態が良くなかったために健康効果を感じられなかったのかもしれません。
健康効果がすごいと言われている、高価でそんなにおいしくもない健康食品を食べる前には、特に意識して「アダムスキー式腸活法」を実践したいと思いました。
まとめ
この記事では「アダムスキー式腸活法」の食品の分類を中心に紹介しましたが、『腸がすべて』には他にも、食事の時間を空けることや腸とストレス・運動不足の関係などについても書かれています。
体の不調を改善したい方や「アダムスキー式腸活法」を試してみたい方は、今回紹介した本『腸がすべて』をご確認ください。
『腸がすべて』は、以下のリンクより確認・購入ができます。
※なお、健康法は体質や生活様式などによっては合わないことがあります。健康法の実践は食べすぎなどに注意し、必ず自己責任で行い、体調の悪化を感じた場合は医療機関などに相談してください。
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