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【経験談】BMIとは?BMIが低いとどうなるのか?

生活

この記事では、BMI(Body Mass Index:ボディ・マス・インデックス)の計算方法や、BMIが低いとどうなるのかについて記述しました。

また、実際にBMIが16.8の低体重(やせ)にまで低下した時の経験談についても記載しました。

BMIとは?

BMI(Body Mass Index:ボディ・マス・インデックス)は、身長と体重から計算できる、低体重(やせ)や肥満の度合いを示す体格指数です。

BMIは、以下の計算式より算出できます。

BMI ( kg/㎡ ) = 体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)

BMIを計算する際、身長は [cm] ではなく [m] の単位になおして計算します。

例えば、身長170 [cm] の人は、1.7 [m] で計算します。

やせすぎも太りすぎもダメ!

自分のBMIを計算してみたら、以下のどれに該当するか確認してみましょう。

  • BMI 18.5未満:低体重(やせすぎ)
  • BMI 18.5以上25.0未満:普通体重
  • BMI 25.0以上:肥満(太りすぎ)

以上は日本人の場合の判定基準ですが、「低体重(やせすぎ)」も「肥満(太りすぎ)」も、病気の発症リスクを高め、死亡率を高めます。

病気にかかりにくい体重とは?

上述のとおり、BMIの値が 18.5以上25.0未満であれば、正常な範囲(普通体重)です。

さらにこの範囲の中でも、BMIが22の時がもっとも病気にかかりにくく、BMIが22のときの体重を「標準体重」や「適正体重」と言います。

標準体重は、以下の計算式で算出できます。

標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)× 22(BMIが22の時)

例えば、身長が170cm(1.7m)の人の場合は、標準体重は「1.7×1.7×22」で63.58kgです。

BMIが低いとどうなるのか?

BMI が18.5未満と低い「低体重(やせ)」の場合、一般的には摂取エネルギーや栄養が不足している可能性が高く、以下のような症状の原因になることがあります。

  • 疲れやすい
  • 貧血
  • 免疫力の低下
  • 筋肉量の減少
  • 骨粗しょう症 など

また、筋肉量が減少すると、BMIが低くてやせているのに体脂肪率が高い「隠れ肥満」になる可能性もあります。

からだの内臓脂肪の蓄積具合や筋肉量などはBMIの値だけではわからないので、腹囲を測定する・体組成計を使うなどの方法より確認しましょう。

【経験談】実際にBMIが低くなったらどうなったか?

私はBMIが16.8(BMI が18.5未満の低体重)まで低下した経験があります。

BMIが低下した理由は

  • タンパク質不足
  • 糖質制限
  • 野菜に偏った食生活

などが原因だったと思います。

実際にBMIが低くなったら、以下のような症状があらわれました。

  • 疲れやすくなった
  • 筋肉量が減少した
  • 低体温になった
  • 耳管開放症になった

疲れやすくなった

BMIが低い時は、何をしてもすぐに疲れました。

簡単な家事や軽いウォーキングでもすぐに疲れたので、何をするにも億劫に感じました。

とにかく身体がすぐに疲れるので、精神的にも疲れて、その頃は「疲れた」が口癖になっていました。

筋肉量が減少した

BMIが低い時は筋肉量が減少し、約15kgの荷物を持ち上げるのも難しくなりました。また、冬の時期は布団ですら重く感じました。

BMIが19.8の普通体重にまで回復した現在は、約20kgの荷物を持ち上げられる位に筋肉量が回復しました。

低体温になった

BMIが16.8ぐらいの低体重(やせ)の時は、体温が常に35℃台でした。この時の良い点と言えば、常に寒いので、夏でもあまり暑さを感じなかったことです。

しかし35.5℃ぐらいの低体温では、免疫・代謝・排泄機能などが低下しやすく、アレルギーなどの原因になる可能性もあります。また低体温になると、肌荒れ・不眠・自律神経失調症などの原因になることもあります。

一方、免疫や代謝が活発に働いて病気になりにくい健康な人の体温は、約36.5℃です。

食生活を改善してBMIが19.8まで回復した現在では、36.4℃ぐらいの体温に戻ることができました。

耳管開放症になった

耳管開放症は、急激な体重減少やストレスなどが原因で発症しますので、BMIが低くなることでも発症すると考えられます。

実際に私は、BMIが低い時は週に3回以上の頻度で耳管開放症の症状に悩んでいました。

BMIが19.8まで回復した現在では、月に0~1回程度症状があらわれる位にまで回復することができました。

まとめ

BMIの値が25.0以上の「肥満」の場合は、生活習慣病のリスクが高まるということはよく言われています。

肥満(太りすぎ)も危険ですが、低体重(やせすぎ)も同じくらい危険です。

特に低体重(やせすぎ)の場合は、疲れやすく認知症のリスクも上がることから、改善する気が起きなかったり、自分が陥っている状況の危険さに気づきにくかったりすることも考えられます。

現在のBMIや病気にかかりにくい標準体重を計算して最適な体重をキープし、体脂肪や体温などについても気を配りながら健康を維持していきましょう。

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