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牛乳・アイスクリーム・生クリーム・バターの乳脂肪分

食材関係

一般的には、

牛乳 < アイスクリーム < 生クリーム < バター

の順番に乳脂肪分は多くなっていきます。

この記事では、一般的な「種類別」の牛乳・アイスクリーム・クリーム(生クリーム)・バターの乳脂肪分について記述しました。

牛乳の乳脂肪分

牛乳には様々な種類がありますが、一般的な牛乳(種類別 牛乳)の乳脂肪分は3.0%以上で、3.6%以上の商品などが売られています。

ちなみに、低脂肪の牛乳の場合は乳脂肪が約1~2%で、名前の通り普通の牛乳よりも脂肪分が少なめです。

乳脂肪分が多い牛乳は、まろやかでコクがあります。一方、低脂肪の牛乳は、すっきりとした味わいになります。

アイスクリームの乳脂肪分

アイスクリームにも色々と種類がありますが、乳脂肪分が一番多いのは「種類別 アイスクリーム」で、乳脂肪分は8.0%以上含まれています。

一方「種類別 ラクトアイス」など、乳脂肪分が少なく、植物油脂が使われているアイスもあります。

「ハーゲンダッツ」のアイスクリーム『紅苺 -完熟-』と『マカデミアナッツ』

「ハーゲンダッツ」のアイスクリームには多くの種類(フレーバー)がありますが、ここでは『紅苺 -完熟-』(期間限定・2024年7月23日に発売)と『マカデミアナッツ』の乳脂肪分や感想などについて記述しました。

2つの商品はどちらも「種類別:アイスクリーム」と記載されており、「乳脂肪分」と「原材料名」の1番目・2番目には、下表のように書かれていました(※2024年7~8月時点に購入した商品のパッケージより)。

商品乳脂肪分原材料名の1番目原材料名の2番目
紅苺 -完熟-10.5%ストロベリー果肉(アメリカ)クリーム
マカデミアナッツ17.0%クリーム(生乳(北海道))脱脂濃縮乳

実際に食べてみると、乳脂肪分と原材料名の表記的にも、『マカデミアナッツ』の方が濃厚なミルクの風味やコクの強さを味わうことができました。

一方、『紅苺 -完熟-』は原材料の1番目に「ストロベリー果肉」と書かれてある通り、苺の果肉が特に真ん中にゴロゴロと入っていました。アイスもなめらかな口当たりのイチゴ味で果肉とマッチしており、贅沢な苺アイスを食べた気分になりました。

『紅苺 -完熟-』を食べた後に『マカデミアナッツ』を食べると、苺の量と比較してナッツの量が少なく感じ、ナッツとアイスもあまりマッチしていないように感じました。

しかし『マカデミアナッツ』はアイスが濃厚・ミルキーで特に美味しく、『紅苺 -完熟-』と『マカデミアナッツ』どちらも美味しかったのですが、個人的には『マカデミアナッツ』の方が好みの味でした。

※ 2024年7~8月時点の個人の感想です。

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生クリームの乳脂肪分

一般的な動物性脂肪の生クリーム(種類別 クリーム)の乳脂肪分は18.0%以上で、ホイップ用の生クリームとしては乳脂肪分35%や47%などの商品が販売されています。

乳脂肪分の割合が多くなるほど、ミルクの風味やコクが強くなる傾向があります。

一方、乳脂肪ではなく植物性脂肪が使われるものもあり、乳脂肪が少ない商品はあっさりとした味になります。

クリームの種類と特徴については、以下の記事で解説しています。

生クリームを100%使った、「ローソン」の『プレミアムロールケーキ』

コンビニの「ローソン」で販売されている『プレミアムロールケーキ』は、生クリームを100%使用したクリームを存分に味わえるそうです(※2024年8月10日時点、「株式会社ローソンのウェブサイト」より)。

パッケージより「原材料名」を確認してみると、最初に「クリーム(国内製造)」と書かれており、生クリームの重量が一番重いことが分かりました(※2024年7~8月にローソンで購入した『プレミアムロールケーキ』(税込227円)のパッケージより)。

実際に食べてみると、生クリームはふわふわしているものの植物性のホイップに比べるとやや重たくかためで、濃厚なミルクの風味・コクがあり、動物性の乳脂肪で作られたクリームの特徴を感じることができました。

軽くてふわふわ・あっさり味が特徴の植物性クリームとは違い、生クリームがたくさん入っていることもあって、本格的なケーキを食べたような満足感がありました。

私はロールケーキがそんなに好きではないのですが、ローソンの『プレミアムロールケーキ』はリピートしたいほど美味しいと感じました。

※ 2024年7~8月時点の個人の感想です。

バターの乳脂肪分

高脂肪の生クリーム(種類別 クリーム)を撹拌して、生乳の脂肪分を集めて作られる一般的なバター(種類別 バター)の乳脂肪分は、80.0%以上です。

なお、生クリームは生乳を遠心分離することで作られるので、バターの原料も生乳です。

ちなみに、生クリームの色は少し黄色がかった白色で、バターの色は黄色です。この黄色は、乳脂肪に多く含まれているβ-カロテン(ビタミンAの仲間)によるものです。

まとめ

「種類別」の牛乳・アイスクリーム・クリーム(生クリーム)・バターと乳脂肪分についてまとめると、下表のようになります。

商品の種類乳脂肪分
種類別 牛乳3.0%以上(3.6%以上などの商品がある)
種類別 アイスクリーム8.0%以上(10.5%や17%の商品がある)
種類別 クリーム18.0%以上(ホイップ用の商品は35%や47%など)
種類別 バター80.0%以上

基本的には乳脂肪分が多くなるほど、ミルクの風味やコクが強くなると考えられます。

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