携帯電話会社から送られてきたマルチSIMからSIMカード(nanoSIM)を取り外して、スマートフォンに挿入する機会が最近ありました。
挿入したnanoSIMで問題なくスマートフォンは動作したのですが、マルチSIMからSIMカードを取り外した時に少し失敗したことがありました。
同じ失敗を繰り返さないように、備忘録も兼ねて、今回の失敗談を記録しました。
【失敗】最初から金属端子部分の裏面を押してしまった
今回の失敗の原因は、マルチSIMからSIMカードを取り外す時に、最初から金色の金属端子部分(ICチップ)の裏面を押してしまったことです。
マルチSIMとは、金属端子部分周囲に「標準SIM」・「microSIM」・「nanoSIM」サイズに切り込みが入ったプラスチックのカードで、表(おもて)面の金属端子部分に触れないように裏面から表(おもて)面に向けてSIMカードの部分を押してそれぞれのサイズに切り離すものです。
そして、nanoSIMは、
(大きなSIM) 標準SIM → microSIM → nanoSIM (小さなSIM)
の順に普通は取り外します。
一番小さなnanoSIMは金属端子部分から一番近い位置に切り込みが入っているので、最初からこの金属端子部分の裏面に力を入れて押してしまったことで、nanoSIMが最初に切り離されてしまいました。
しかも、nanoSIMは勢いよく飛び出してきて、私の頬に当たって床へ落下しました。
幸い怪我はなく、床の状態も悪くなかったため、私もSIMカードも無事でした。
しかし、飛び出してきたSIMカードが目にあたったり、SIMカードが濡れた所や高い所から落ちたりしていたら、怪我やSIMカードの故障につがなっていたかもしれません。そして、nanoSIMではなく標準SIMやmicroSIMが必要だった場合は、最初から一番小さなサイズのnanoSIMが切り離されてしまったためSIMカードの再発行が必要になっていました。
汚れたSIMカードは布で拭こう
上述したように、私はSIMカードの取り外しに失敗してしまったため、nanoSIMが頬に当たって床へ落下してしまいました。
nanoSIMを拾って確認したところ、目立つ汚れは確認できませんでした。
しかし、顔や床に触れてしまったので、目に見えない所で汚れている可能性がありました。念のため、清潔で乾いた柔らかい布でnanoSIMを拭(ふ)きました。
(ちなみに、私はハンカチを使い、金属端子部分は特に優しく拭きました。)
素手で作業をした
※SIMカードの注意事項などをよく読み、素手でSIMカードを取り扱う場合は、自己責任でお願いします。
マルチSIMからSIMカードを取り外す時は、SIMカードの金属端子部分を汚さないように、手袋などをするようにと書かれている場合があります。
ただ、素手でSIMカードを取り外している人もいるそうです。
これまで私は手袋をしてSIMカードを取り外していたのですが、手袋をしていると作業がしにくく感じていたので、今回は素手でSIMカードを取り扱っていました。
素手で作業をしたことも、もしかしたら、今回の失敗の原因の一つかもしれません。素手だったため、力が入りやすかった・小さな面積に力が集中しやすかったことなどが考えられます。また、素手だったため金属端子部分を触ってはいけないと意識しすぎてしまい、金属端子部分の裏側に指を置いて力を入れてしまったのかもしれません。
ただ、やはり素手の方が作業はしやすいと感じたので、次回は力を入れる位置や力加減を間違えないようにしようと思いました。
素手でSIMカードを取り外す時に気を付けたこと
SIMカードは水で濡らしたり、表(おもて)面にある金属端子部分を素手で直接触って汚したりすると、故障などの原因となります。
そのため、SIMカードを取り外す前は石鹸などできちんと手を洗い、皮脂などの手の汚れを落としました。
また、水がSIMカードに付かないように、しっかりと手を乾かしてからSIMカードに触れるように気を付けました。
そしてSIMカードの表(おもて)面にある金属端子部分には触れないように、マルチSIMから取り外す時は裏面からSIMカードを押し上げるように力を入れ、スマートフォンに入れ替える時などはSIMカードの側面を持つようにしました。
まとめ
マルチSIMからSIMカードを取り外す時に、最初から金属端子部分の裏面を押してしまうと、nanoSIMが飛び出してきてトラブルにつながる可能性があります。
私の場合は怪我も無く、スマートフォンも無事動作したので、SIMカードを布で拭くという作業が増えただけで済みました。
しかし運が悪ければ、怪我をしたり、SIMカードを破損させていたかもしれません。
マルチSIMからSIMカードを取り外す時は、最初から金属端子部分の裏面を押さないようにし、力を入れる位置や力加減にも気を付けて慎重に行おうと思いました。
コメント