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【ヒハツ】効果効能・味と香り・使い方・注意点・摂取量

食材関係

この記事では、ロングペッパーやナガコショウ・島コショウ・フィファチなどとも呼ばれている『ヒハツ』の、

  • 効果効能
  • 味と香り
  • 使い方
  • 注意点
  • 摂取量

について解説します。

ヒハツとは

『ヒハツ』は、インドや東南アジアなどの地域に生息している植物で、胡椒(こしょう)の仲間です。胡椒(pepper)の実は丸くて小さな形をしていますが、ヒハツの実は細長い形をしているので、「ロングペッパー(long pepper)」や「ナガコショウ(長胡椒)」などとも呼ばれています。

日本の沖縄で栽培されているものは『ヒハツ』とは別の品種の『ヒハツモドキ』であり、「島コショウ」・「ヒハチ」・「ピパーツ」・「ピパーチ」・「ヒバーチ」・「フィファチ」などとも呼ばれています。

『ヒハツ』と『ヒハツモドキ』はよく似ており、どちらも胡椒と同じようにスパイスなどに使われています。『ヒハツ』と『ヒハツモドキ』の違いはわずかであり、香辛料としての特徴や栄養価・効果効能もほぼ同じと言われています。そのため、『ヒハツ』と『ヒハツモドキ』は区別なく同じものとして扱われていることが多いです。

この記事でも、『ヒハツ』と『ヒハツモドキ』は区別せず、どちらも『ヒハツ』として以下記述します。

粉末状にしたヒハツは、「ヒハツ」や「ロングペッパー」などの商品名で販売されており、スーパーの調味料コーナーでも見かけることがあります。粉末状のヒハツは、沖縄名物のソーキそばや色々な料理・飲み物にふりかけるなどして食べられています。

ヒハツには体を温めるなどの優れた効果があり、毛細血管の強化・修復効果などで注目されています。

ヒハツの効果効能

ヒハツには、「ピペリン」という辛味成分が含まれています。ピペリンには、血管を広げて血流を良くする作用・体内に蓄積した脂肪を燃焼させやすくする作用・体をサビさせない抗酸化作用などがあります。

加えて、ヒハツには、血管内側の内皮細胞が持つ「Tie2(タイツー)」という受容体を活性化させる成分も含まれています。Tie2が活性化すると、加齢や不健康な生活習慣などによって傷ついた血管が修復されて血流が良くなります。つまり、ヒハツを摂取することで、血管の老化や劣化を改善することができます。

ヒハツを摂取することで、主に以下のような効果効能が期待されています。

ヒハツの効果効能

  • 冷え性の改善
  • 高血圧の改善
  • ダイエット効果
  • アンチエイジング効果(しみ・しわ・たるみ・抜け毛・薄毛・白髪などの予防)
  • 肌荒れ改善・肌の色を健康的に見せる効果
  • むくみ・肩こり・腰痛・頭痛の改善
  • 肝臓・腎臓・呼吸器などの機能低下予防
  • 骨粗しょう症・心筋梗塞・がん・認知症予防
  • 免疫力アップ など

ヒハツの味と香り

ヒハツには胡椒(こしょう)と同じ辛味成分の「ピペリン」が含まれているため、ヒハツは胡椒に似た味で辛味があります。

ヒハツの香りは、甘くて爽快な独特の香りで、シナモンに少し似ています。

そのため、胡椒やシナモンが好きな人にとっては『ヒハツ』は受け入れやすいと思います。しかし苦手な人にとっては、ヒハツに慣れるのに時間がかかるかもしれません。

粉末状にしたヒハツの使い方

スーパーなどでは、「ヒハツ」「ロングペッパー」「ヒバーチ」などといった商品名で粉末(パウダー)状になったヒハツがよく販売されています。この粉末状になったヒハツは、胡椒の代わりに料理にふりかけたり、シナモンの代わりにドリンクに加えたりして使います。他にも、肉の臭み消しなどにも使われています。

粉末状にしたヒハツの使い方は、以下のとおりです。

粉末状にしたヒハツの使い方

  • みそ汁・炒め物・煮物・スープ・惣菜・カレー・チャーハンなどに入れる
  • ラーメン・うどん・パスタなどの麺類にふりかける
  • コーヒー・紅茶・ホットミルクなどの飲み物に加える
  • 唐揚げやステーキなどの肉料理の下味をつける
  • ドレッシングなどと一緒にサラダにふりかける など

ヒハツ摂取の注意点

健康や美容に良く、さらには副作用もないので安全性が高いと考えられているヒハツですが、過剰摂取や体質などによっては注意が必要です。

ヒハツは、辛味成分が含まれている、刺激のある香辛料です。そのため、過剰に摂取すると胃腸が刺激されて、胃痛などの原因になってしまう可能性があります。

また、ヒハツには血管を広げるなどの効果がありますので、血管を広げる薬や高血圧の薬などを飲んでいる人は注意が必要です。他にも、妊娠中の方やアレルギー体質の方、普段から薬を服用している方などにも何かしらの影響が出る可能性があります。ヒハツを摂取する前に、かかりつけの医師に相談してみましょう。

ヒハツの1日の摂取量

ヒハツの1日の摂取量の目安は、約1g(小さじ半分ほど)です。

過剰に摂取をしないように、ヒハツは1日に約1gを超えて摂取しないようにしましょう。

なお、ヒハツの摂取のタイミングは、いつでも良いようです。

まとめ

  • ヒハツには、主に血管を強化・修復する作用があり、冷え性の改善やアンチエイジング効果などの様々な効果効能があります
  • ヒハツは粉末状の商品が多く、料理に飲み物にふりかけるだけで摂取できるので便利です
  • ヒハツには副作用はないと言われていますが、過剰摂取や薬を普段から服用している人などには悪影響が出る可能性があります

血管の衰えは、あらゆる病気や老化の原因となります。血管を健康な状態に保つためには、ヒハツなどの血管を強化・修復する成分を含む食品を摂取することや、軽い運動を続けることなどが有効です。さらに、血管を傷つける原因となる糖分・脂肪分の過剰摂取や睡眠不足などを改善することも大切です。

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