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田舎の怖くもありがたい噂話

日記

周りにほとんど店が無く、高齢者の割合が高い田舎の噂話を又聞きする機会がありましたので紹介します。

ある田舎の一例ですが、この記事を読むと、田舎暮らしの『怖さ』と『ありがたさ』がわかるかもしれません。

なお個人情報の保護のため、噂話の内容は多少改変しています。また、噂話という点や又聞きをしている点などから、内容について間違いがある可能性があります。

田舎の怖い噂話

田舎で怖い噂話と言えば、個人情報についてです。

ある田舎では、そこの住人の家族構成や親戚の数、職業、どこの学校出身か、今日何をしていたかなどについての噂話が絶えません。

パトカーや消防車がその地域に止まった日には、どこのお宅に止まった、こういった経緯があったなど、色々と噂話が飛び交い、その地域全体に知られることになるかもしれません。

つまり自分が当事者になってしまうと、何人家族で〇〇に勤めている△△さんが、いつ・どこで□□したなどとその地域全体に知れ渡ってしまう可能性が高くなるのです。

(仮称)Aさんの噂話

田舎では、どこまで個人の情報が知れ渡ってしまうのでしょうか。

ある田舎に住んでいる(仮称)Aさんについての(当時者になると怖いかもしれない)噂話を以下に紹介します。

Aさんは土地と建物をたくさん持っており、市区町村から補助金ももらえていたので、昔はお金をたくさん持っていました。

しかしある時、市区町村からの補助金がもらえなくなってしまいました。たくさん持っていた建物は劣化していき、修繕にお金がかかるようになりました。次第にお金が無くなっていき、とうとう高額な修繕費は払えなくなってしまいました。

更地にすることも考えたそうですが、更地にしたら固定資産税が高くなってしまいます。

そのため現在では、修繕ができていない、人も住んでいないようなボロボロの建物が残っているそうです。

最近では、Aさんが車を運転していた時、横断歩道近くに歩行者がいるのに車を停止しなかったため、Aさんは9,000円のお金を失うことになったそうです。

田舎のありがたい噂話

以上のように田舎では、住んでいる人のことについて詳しく知っている場合があります。

しかしそれは、地域に住んでいる人同士の事情などがわかるということでもあります。つまり、お互いに見守りあったり助け合ったりできるということです。

(仮称)Bさんの噂話

田舎での噂話のおかげで助かったことがある(仮称)Bさんについての話を以下に紹介します。

ある日Bさんのもとに、商売をしたいのでBさんの敷地を数時間だけ無償で貸してほしいという業者が来ました。一人暮らしの気立てのいい高齢者のBさんは、業者の申し出に快く承諾しました。

業者は大きな車を用意して商売を始めると、その地域の住人ではない人(恐らく客のふりをしている「さくら」だと思われます)が集まって、商品購入のための行列ができました。

Bさんが業者から目を離している時、業者は車を使ってBさんの家の2階に無断で侵入をしようとしていました。それを偶然見ていたBさんの近所の知り合いが、その業者に「何をしているのですか?」と声をかけました。業者はその問いに答えず、Bさんの家への侵入を諦めたそうです。

業者は商売が終わった後、Bさんに高額な布団を買うようにしつこくせまり居座ったそうで、Bさんは大変な思いをしたそうです。

以上がBさんの話です。Bさんの地域の住人は、そこに暮らす住人が何人暮らしか、家族や友人は誰か、どのくらいの頻度で家族や友人が来るか、地域の人や地域に来る人は誰かなどがということがお互いわかっているようです。

そのためBさんの近所の知り合いは、Bさんの家族でも友人でもなく、その地域の人でもない業者を不審に思い、声をかけたそうです。この声かけのおかげで、Bさんは事件に巻き込まれずに済んだのかもしれません。

まとめ

田舎は監視されているようで怖くて窮屈な時もありますが、人の目があるという点でありがたいこともあります。

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